ECサイトの普及に伴って、軽貨物ドライバーを見かけることも多くなったと思います。
荷物を届けたり、町中を運転している姿を見て「軽貨物ドライバーとして働いていて、楽しいことはなんだろう?」と思う人もいるかもしれません。
そこで今回は、軽貨物ドライバーが「楽しい」と感じる瞬間をご紹介します。
ほかにも
- 楽しいと思える人の特徴
- 逆に楽しいと思えない瞬間
もお伝えします。
この記事を読むと、軽貨物ドライバーが何に楽しさを見出して仕事をしているのか、お分かりいただけますので最後までご覧ください。
軽貨物ドライバーが楽しいと感じる瞬間
どの仕事も同じですが、楽しいと感じる瞬間はやりがいに繋がりますよね。
軽貨物ドライバーが仕事をしていて楽しいと感じる瞬間をご紹介します。
お客様から直接お礼をしてもらえる
配送の仕事をしていて楽しいと感じる瞬間ですが、お客様に荷物を届けたときに直接お礼をいっていただいた瞬間がとくに格別です。楽しさに加えて嬉しさや達成感もありますね。
テレワークの浸透や新型コロナウイルスの流行で、多くの方が人と触れ合うことが減りました。
そんな中、大切な人からの贈り物や、離れたご家族からの荷物が届くのを待っている方は意外と多いです。
荷物を発送した方と、受け取った方がつながるお手伝いができたと実感できる瞬間です。
とてもやりがいを感じるとともに、安全と確実にお届けすることの大切さを痛感します。
お客様に喜んでいただけると、笑顔で次の配送先に向かえます。
仕事の大半が車の運転
車の運転が好きな人は、軽貨物ドライバーを楽しく続けられます。
荷物を車両に積み込んだり、お客様に荷物をお渡ししている時以外は、基本的には車を運転しています。
配送ルートによっては、自分が知らない道路を通ることもあり、「こんな道があったのか」と新しい発見に出会うことも。
配送中に新しいお店を発見して、プライベートで行ってみることもできますよね。
プライベートでもドライブが好きな人は、楽しく働けますよ。
車内は自分だけの空間
配送は基本的に1人でおこないますので、車内は自分だけの空間になります。
ラジオや音楽を聞けますし、人間関係によるトラブルなどのわずらわしさもありません。
もちろん、会社での人間関係がギスギスしているというわけではありませんよ。
事務所などで顔を合わせたときには、注意が必要な道路やスムーズな配送のコツなどの情報交換をおこないます。
1人になれることで余裕が生まれ、余計ないざこざがなくなるのでしょう。
人づきあいが苦手でも、自分だけの空間で仕事ができます。
自分の裁量で仕事ができる
軽貨物で配送する仕事の多くは、慣れてくると自分の裁量で仕事ができるようになります。
駆け出しの時期は荷物の積み込みからルート選定、実際の運転まで学びながら仕事をすることがほとんどなので時間がかかります。
荷物の積み込みは、運転中に崩れたり損傷したりしないような工夫が必要です。
また配送ルートを選ぶ際も、ある程度の経験がないと混雑に巻き込まれる場合もあります。
経験とともに少しずつ作業に余裕が生まれ、結果として自分の裁量で仕事ができるようになります。
軽貨物ドライバーとして楽しい瞬間はありますが、人には向き不向きがあることも事実です。
次は、楽しんで軽貨物ドライバーができる人の特徴を紹介します。
軽貨物ドライバーを楽しむのに向いている人の特徴
ここでは、軽貨物ドライバーを楽しむのに向いている人の特徴をお伝えします。
自分にあてはまるかどうか考えながらご覧ください。
車が好きな人
車が好きな人は、楽しく軽貨物ドライバーができます。
車の運転はもちろん、車内で過ごすことや車と触れ合うことが好きな人に向いています。
朝夕の点呼時や積み込みなど、事務作業以外は基本的に車での移動です。
もちろん配送先では車を降りますので、連続で運転する時間は短いかもしれません。
それでもオフィス仕事など他の職種に比べると、圧倒的に長い時間、車と触れ合うことになります。
逆にいうと、運転や車のトラブルにストレスを感じやすい人は、向いていないかもしれません。
自己管理ができる人
自分で仕事やメンタルを管理できる人は、楽しく軽貨物ドライバーを続けられます。
ドライバーは基本的に1人で配送するため、その日のスケジュールは自分で管理しなければいけません。
時間帯が指定されている配送先もありますので、1日の全体の作業から次は何をするか判断できる能力が求められます。
また配送先でトラブルなどがあった場合も、すべて自分で対処する必要があります。
配達員に責任がないようなケースでも、お客様と直接やり取りするのは配達員です。
いい意味で落ち込まないメンタルを持っている人は、適性があるといえます。
体力に自信がある人
体力や腕力がないと、楽しんで軽貨物ドライバーをすることは難しいかもしれません。
軽貨物ではフォークリフトを使えず、手で荷物の積み降ろしをおこなうためです。
軽貨物の最大積載量は350㎏ですので、一日で最大300㎏以上の荷物を積み降ろしすることになります。
エレベーターがない建物では、階段の上り下りも大変です。
楽しく軽貨物ドライバーをつづけるには、重い荷物を持ったり階段を上り下りする体力が必要です。
どの仕事もそうですが、実際に仕事をしていると楽しくないと感じる瞬間もあります。
次のパートで正直にお伝えします。
軽貨物ドライバーが楽しくないと感じる瞬間
ここでは正直すこしツライと感じる瞬間を紹介します。
少しネガティブな話になりますが、お許しください。
時間に追われているとき
時間に追われているときは、楽しく仕事をするより「時間どおりに配達すること」が優先になってしまいます。
余裕があれば配送先までの運転を楽しんだり、配送先でお客さまとおしゃべりしたりと、楽しんで仕事ができます。
しかし時間に余裕がない場合は、次の配送時間や道路状況が気になって楽しめません。
荷物を待っているお客様に時間どおり届けなければいけませんので、時間に余裕を持てるようなスケジュールを組むことも大切です。
重い荷物を手作業で運ぶとき
重い荷物を手で運ぶときは正直つらい時もあります。
トラックであればフォークリフトで積み降ろしもできますが、軽貨物の場合は手作業でおこなわなければいけません。
重いものだと25㎏以上の荷物を、玄関先まで運ぶこともあります。
それでもお客様が応援してくれたり見守ってくれたりすることもあります。
すると、不思議と力が湧いてくるものです。
雨が降っているとき
雨が降っているときも大変だと感じます。
理由は、お客様の大切な荷物を濡らしてはいけないためです。
さまざまな場所に配送しますが、屋根がある場所で荷物を降ろせるとは限りません。
駐車場所から建物の入り口まで、雨に濡れないように気を付ける必要があります。
最近はゲリラ豪雨のように、突然強い雨が降ることも多いため気を遣う場面でもあります。
まとめ
今回は軽貨物ドライバーが楽しいと感じる瞬間を紹介しました。
一番は、荷物を受け取ったお客様が喜んでいただける瞬間です。
正直大変な時もありますが、これからも笑顔で楽しく荷物を届けます。
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