「配送をアウトソーシングするか迷っている」こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では配送を運送会社にアウトソーシングするメリットについて具体的に解説します。
また、短中距離の配送や大型トラックを使うまでもない配送など、特に東京近郊での軽貨物や小型トラックでの運送についてアウトソーシングを検討している方に向けて、委託する際の注意点も解説します。
東京近郊の配送について、自社で配送車両を持っている会社も、自社では配送車両を持っていない会社も、「コストを抑えつつ自社の物流を安定化させたい」と考えている方のヒントになるはずです。
配送をアウトソーシングするメリットとは?
配送にはコストが掛かりますが、今の人手不足の時代にはそれ以上のメリットがあります。
まずは、メリットを理解し現状と比較した上で、自社にとって具体的にどんなメリットが得られるかしっかりと検討していきましょう。
配送をアウトソーシングするメリットは以下の4つです。
- コスト削減効果
- 配送のプロなので業務レベルが高い
- 配送のための人員やトラックの管理が不要
- 注力すべき業務にリソースを投入できる
1. コスト削減効果
配送をアウトソーシングするとコスト削減のメリットがあります。
一般的に物流コストと呼ばれるものには以下が含まれています。
- 人件費
- 荷役費
- 梱包費
- 保管費
- 輸送費
特に人件費に関していうと、配送をアウトソーシングすることによって繁忙期に備えて人材を確保しておく必要がなくなりコストの削減と繋がります。
さらに、人材を採用、教育するためのコストや自社での車両、駐車場の維持管理にまつわるコストカットも可能となります。
また、先ほども述べたように「物流コスト」は上記の費用が混在しており明確な物流コストを算定するのがむずかしい側面があります。
しかし、配送のアウトソーシングであれば「物流委託費」としてコストが明確になるのもメリットです。
2. 配送のプロなので業務レベルが高い
物流量が増えるにつれ、正確性とスピートを自社で維持していくのはむずかしいと感じていませんか?
配送をアウトソーシングすることで、より早く丁寧にお客様の元に商品をお届けすることが可能となります。
たとえば、同じ稼働時間でもプロに任せた方が当然さばける物量は多くなります。生産性の向上を目指すのであれば外注してしまうのも一つの方法です。
また、繁忙期でも閑散期でも一定の高いレベルでの配送は顧客満足につながります。
3. 配送のための人員やトラックの管理が不要
配送に関する部門をアウトソーシングしてしまえば、
- 人材の採用・教育
- 車両の保守管理
- 駐車場の確保
配送にまつわるヒト、モノの管理が不要となるのも大きなメリットです。
特に東京近郊など都市部においては、駐車場の確保だけでも大きなコストとなります。
バックヤード部門の時間や労力などいわゆる「見えないコスト」の削減効果も大きいのです。
4. 注力すべき業務にリソースを投入できる
配送をアウトソーシングすることで本来の業務により注力できるようになります。
先ほども述べたように、配送に要する人材の採用や教育、車両の管理に割く人員や時間が不要になります。
たとえば、本来の業務がEC業であれば新たな施策やリサーチに人員も時間も投入し、さらなる売上アップを目指していくことが可能です。
「物流部門」というほどに組織化できておらず、配送と実務を兼務しているような状態のスタートアップ、零細企業などは特に本来の業務に注力すべく配送をアウトソーシングするメリットは大きいといえます。
東京近郊で配送をアウトソーシングする際に注意すべきこと
特に東京近郊で配送の委託となると、道路事情に合ったトラックの手配や駐車違反対策など配慮すべき点が異なってきます。
ここでは実際配送をアウトソーシングするにあたって、よりスムーズに自社の希望に合った配送業者を選ぶために気を付けたいポイントを解説します。
自社の現状を把握しておく
まずは、課題解決に最適な委託先を探すためにも自社の現状を把握しておきましょう。
- 現在の配送コスト
- 主な配送エリア
- 物量や配送する頻度
- スポット配送の有無
- お願いしたい業務内容の範囲
ピッキングや検品なども含めた倉庫業務もお願いしたいのか、純粋に配送のみを委託したいのかなど希望をリストアップしておくことで、配送業者側もよりよい提案を出すことができます。
見積もりが明確な業者を選定する
自社の要望をまとめた上で、見積もりを出してもらい見積もりが明確な業者を選定していきましょう。
その際、価格だけでなく業務内容がきちんと自社の要望の範囲をカバーしているかにもしっかり目を向ける必要があります。
自社の要望にあった車を所有しているか
自社の物量や配送先に合った車両を保有しているかもチェックすべきポイントです。
配送業者と一口にいっても、中長距離の大型トラックを中心にした業者から小回りの利く軽貨物や小型の2トントラックでの配送をメインにしている業者などさまざまです。
特に東京近郊での配送となれば、小回りの利く軽貨物や2トントラックを多く保有している業者だと安心ではないでしょうか。
まずは、自社の物量や運送する物品の大きさなどをまとめた上で業者に相談してみましょう。
柔軟に対応してくれる業者を選定する
配送をアウトソーシングするデメリットの一つとして、自社配送と比較してきめ細やかな対応がむずかしくなる点です。
ですが、これは個々の案件に合った柔軟な対応をしてくれる業者を選ぶことで解決します。
- 駐車禁止の防止対策
- 臨時・緊急な配送に対応
特に東京近郊の配送においては「駐車禁止の防止対策」は頭に入れておく方がよいでしょう。
また、翌日や当日の緊急配送に臨機応変に対応してくれる業者であれば、クレームがあったときなど緊急時の際は安心です。
配送のアウトソーシングで業務の効率化を図ろう
配送をお願いすることで当然外注費は掛かります。
しかし、アウトソーシングを上手く活用することで、実質的には今までの自社配送よりコストを抑えることができたり、人員の確保や教育、車両の管理等の数値化されない時間や労力面でのメリットが多くあります。
「自社の本来の業務にコミットしたい」という企業は、一度配送業者への相談をおすすめします。
シゲタイーエックスでは、お客様のご都合に合わせた柔軟な配送をおこなっています。東京都台東区の運送会社ですので特に東京都内近郊の配送に最適な車両を揃えています。配送関連でお悩みがありましたらいつでもお問い合わせください!
軽貨物から2トントラックで、お客様の配送部門として配送業務を担います。